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» 2020年03月31日 05時00分 公開

スシローとくら寿司 「価格帯」と「シャリ」から見えた戦略の“決定的”な違いとは飲食店を科学する(4/6 ページ)

[三ツ井創太郎,ITmedia]

スシローとくら寿司の気になるネタの重量は?

 両店のスタンダードな寿司ネタの重量に大きな差はありません。今回調査したにぎり寿司では、スシローが平均8.3グラム、くら寿司が8.7グラムでした。両社がお互いを意識しながら重量設定していると思えるような結果となりました。

 シャリの重さに関しても、両社ともに15〜16グラムとなっています。つまり、ネタとシャリを合わせて一貫約23グラム程度が回転寿司業界における1つの基準になっているといえます。

 一般的な成人は、1回の食事で450グラム程度を摂取するといわれています。つまり450グラム÷1皿46グラム(2貫)=9.7皿食べられることになります。1皿100円のお寿司であれば、1皿100円×9.7皿=想定客単価970円(寿司のみ)となります。

 ここで1つ注目したいのが、くら寿司が力を入れている「シャリハーフ」メニューです。これは、糖質等が気になる顧客に向けて、お寿司のシャリを半分にするサービスです。近年、くら寿司では対象メニュー・対象店舗を積極的に拡大しています。このメニュー戦略に関して分析をしていきます。

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