unerryは、週末における人の流入数が特に多い東京都渋谷区に絞り、2〜3月の各週末における「人の量」についても分析した。2月第1週に比べ、3月最終週の28・29日はやはり53.3%減と、半減する結果となった。3月3週目が3連休だったせいかやや反転して増加していたものの、最終週ではやはり都知事による外出自粛要請が一定の効果を発揮したようだ。
同社がこの3月最後の週末に渋谷駅周辺を訪れた人の行動範囲を細かく調べたところ、特に駅周辺の人の流れが減少していた。駅周辺の商業施設が休館した影響とみられ、他エリアでも主要ターミナル駅や路線の利用が大きく抑えられていたという。
ただ、新型コロナウイルスの問題が長期化すればするほど、消費者の「自粛疲れ」が進行する可能性も十分あるとみられる。
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