――政治学のバックグラウンドを生かして、大胆なアプローチを成功させたのですね。その後は、どのように事業をスケールしてきたのでしょうか?
17年から本格的に住宅建設をスタートさせ、18年に私たちの初のプロジェクトである「CPH VILLAGE」がオープンしました。これは、全部で168戸のコンテナ住宅を持つ村で、海沿いで眺めが良くコペンハーゲンの中心地に30分以内でアクセスできる好立地です。
起業当初から自社のWebサイトのほか、Instagramを活用してPRを行ってきたところ、「CPH VILLAGE」が建設中の段階からマスコミからの取材依頼もいくつかあり、オープン後には応募が殺到、現在6500人がウェイティングリストに登録しています。
20年現在は、スウェーデンのマルメという都市にも私たちの村を建設しています。ここは森林に囲まれた立地であることから、住宅はコンテナのサイズ感を維持しつつも材料には木材を利用しています。その土地にマッチしたベストな材料、ベストなデザインを模索しながら、持続可能なライフスタイルを追求しています。
「CPH VILLAGE」での経験に基づいた改善を加えながら、人生のビジョンを共有し、より豊かに生きられるようなコミュニティーを育てる予定です。
『サザエさん』『ドラえもん』『ちびまる子ちゃん』『クレヨンしんちゃん』――最も高い家に住んでいるのは? 査定してみた
6畳弱の狭い物件に、住みたい人が殺到している理由
「男女混合フロア」のあるカプセルホテルが、稼働率90%の理由
「7畳の学生寮」に住む大学生が増えている、いくつかの理由
50年経っても、なぜ霞が関ビルは存在しているのかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング