新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、業務の進め方を見直す企業が増えている。営業、在宅勤務、出張の是非、新たなITツール活用――先進的な取り組みや試行錯誤をしている企業の事例から、仕事のミライを考えていく。
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緊急事態宣言が解除されても、商談や会議の多くは対面には戻っていない。Zoomなどのビデオ会議を使ったやり取りは、コロナ禍のもとかなり普及し、一般的になってきた。ただし、初顔合わせの場がオンラインミーティングとなると、問題もある。その一つが名刺交換だ。
こうした課題を解決しようと、クラウド名刺管理サービスを提供するSansanは、オンライン名刺サービスの提供に向けて動いている。具体的な活用法を聞いた。
まずSansanが提供するオンライン名刺のイメージを見てみよう。実際にZoomミーティングのバーチャル背景として、Sansanが提供しているものがこれだ。
オフィス風の写真をベースに、左上には名前とタイトルが、右上にはQRコードが表示されている。このQRコードを、スマホのカメラなどで読み取れば、名刺情報が表示されるようになっている。
Sansanは、個人向けに無料で利用できるEightと、企業向けのSansanという、2種類のクラウド名刺サービスを提供している。このZoom用バーチャル背景は、Eightの機能の1つとして5月から提供を始めたもので、3週間で1万人がダウンロードしたという。
PC版Eightにログインし、自分の名刺の下にある「オンライン名刺交換」を押すと、「オンライン商談用バーチャル背景」として、現在22種類が用意されている。
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