国内における人気の仮想通貨(暗合資産)が移り変わっているようだ。仮想通貨取引所を営むGMOコインの調査によると、2019年に「一番価格上昇に期待してる通貨」はリップルだったが、20年4月の調査では、ビットコインに入れ替わった。
「仮想通貨の今後に期待していますか?」という質問でも、期待していると答えた人は19年の67%から73%に増加。ジリジリと仮想通貨価格が戻っていることを背景に、上昇期待が高まっているようだ。
過去1年間のビットコインとリップルの価格推移を見ると、大きく上下しつつも、6月時点でビットコインは24%の上昇。一方で、リップルは51%下落している。
仮想通貨を投資目的で保有するユーザーの最大の魅力は「少額から投資できること」(63%)であり、実際、GMOコインユーザーの約半数が50万円未満の取引だ。26%は10万円未満であり、少額投資に対するニーズが高い。また、同社ユーザーの約3割が19年以降に仮想通貨取引を始めており、利用者の裾野は少しずつ広がっている。
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