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メルペイが分割払い開始　金利は15％

» 2020年07月07日 11時48分公開

　メルペイは7月7日、商品購入代金を後払いできる「メルペイスマート払い」を拡張し、毎月定額で料金を支払える「定額払い」を開始した。いわゆるリボルビング払いと同じ仕組みだ。クレジットカードを持たない層の利用につながると見られる。メルカリでの購入や、メルペイ加盟店での支払いに対して利用できる。手数料は年率15％だが、10月31日までは無料とする。

毎月の支払い額を自分で設定して返済する。いわゆるリボ払い

　利用できるのは20歳以上で、銀行口座を登録しているか本人確認（eKYC）が終了している人。さらに審査に通過する必要がある。利用限度額は、過去のメルカリの利用実績などを元に個別に設定する（メルペイスマート払い全体で20万円／月が上限）。

定額払いにできる商品は3つまでとしている

「メルカリ経済圏は作らない」　決済手数料ではなく信用情報モデルを志向するメルペイ
メルカリのスマホ決済事業子会社メルペイは、グループ内での囲い込みによる経済圏の創出ではなく、ユーザーの信用情報を使ったビジネスを志向している。利用代金を翌月にまとめて支払える「メルペイあと払い」の利用を拡大させ、このサービスを高度化していく戦略だ。
メルペイがOrigamiを買収
メルカリ子会社でスマホ決済事業を営むメルペイは、スマホ決済「Origami Pay」を営むOrigamiを買収すると発表した。買収金額は非公開、株式の譲渡は2月25日を予定している。
キャッシュレス決済のサポート格付け　唯一の三つ星はPayPay
Webでのサポート格付けで唯一の三つ星となったのはPayPayだった。「キャッシュレス業界は、2019年全業界平均と比べて、『見つけやすく使いやすい』の評価項目以外はすべて低い結果」
クレカ登録不要の後払いが増加　スマホ決済の全体像が分かる「カオスマップ」が公開
ネットプロテクションズは、国内のスマホ決済カオスマップの2019年版を公開した。注目は、クレジットカード不要の後払い決済だ。メルペイの「あと払い」やZOZOグループのアラタナがコイニーと5月に始めた「ツケ払い powered by Coiney」などが登場。
メルカリも「後払い」導入　2万円まで翌月一括払い可
メルカリが、購入した複数の商品の代金を、翌月にまとめて支払うことができる「メルカリ月イチ払い」を始めた。月に何度も利用するヘビーユーザー向けの救済措置で、利用可能者は抽選で選定するという。