いよいよ本格的に夏季休暇のシーズンに突入する。だが、新型コロナウイルスの感染予防の観点から、これまでとは違った夏季休暇になることは間違いなさそうだ。そんな中、米国で夏に向けたニッチな旅が流行の兆しをみせている。
新型コロナの感染者数が世界で一番多い米国では、バケーション先として国内旅行の人気が高まっている。欧州連合(EU)から域内に渡航できない国に指定されているためだ。ただし、飛行機を利用した旅行ではなく、ドライブによる旅行が注目を集めている。そして、ドライブ旅行に欠かせないのが、「RV」(recreational vehicle)と呼ばれているキャンピングカーだ。
米国でキャンピングカーが注目されている(写真提供:ゲッティイメージズ)
国土が広く国内でも飛行機をタクシーのように利用して移動することが多い米国人にとっては、キャンピングカーでの移動は恐ろしく時間がかかる旅になる。そのため、これまでならキャンピングカーの旅行は、アウトドア好きか、リタイアして時間にゆとりのある人達が大半で、一般的にメジャーではなかった。
ところが、新型コロナの影響で、他人と接触する心配がなく、プライベートな時間を楽しめるとして、キャンピングカーを利用したドライブ旅行に注目が集まっているのだ。
(写真提供:ゲッティイメージズ)
ハリアーはアフターコロナのブースターとなるか?
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