他の大手外食チェーンでも、密集を避けたり、接触回数を減らしたりするために、さまざまなテクノロジーを活用する動きが活発になっている。
例えば、大手定食チェーン「やよい軒」を運営するプレナスは6月8日、やよい軒全店に「ごはんおかわりロボ」を導入する方針を打ち出した。共用のしゃもじを使うことなく、お客が安心してごはんのおかわりができるようにするための措置だ。
また、ワタミでは焼き肉食べ放題の「上村牧場」を開発した。店舗内では、お客がテーブルのタッチパネルで注文すると、回転寿司店にあるような特急レーンで料理が運ばれる仕組みになっている。従業員とお客の接触回数を減らすための仕組みだ。
もともとは、省人化・効率化を達成するためにさまざまなテクノロジーが飲食店に導入されてきた。しかし、コロナ禍により感染症対策という新たな用途が求められるようになっている。
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