人材大手のパーソルキャリア(東京都千代田区)が、転職希望者に転職する際の条件について調査したところ、約半数が「テレワークの実施、もしくは制度の充実が重要」と回答した。
コロナ禍を機に各企業で急速に浸透したテレワークだが、働く上での「前提条件」になりつつある。企業にとっても、今後はその利便性を継続して従業員に保障できるかどうかがカギになると言えそうだ。
調査は同社が運営する転職サービス・dodaの20〜30代の会員約1200人に、7月16日〜26日にかけてネット上で実施した。
上記の転職希望者にまず「転職先の条件としてテレワークの実施やテレワークの制度・環境が整っていることは重要か」と質問した。「とても重要」「重要」との回答は計48.4%に上った。
また、doda上の求人について1掲載当たりの応募者数を7月時点で調べたところ、テレワーク可の求人はそうでない物に比べて約6割多い結果になった。
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