業績を上方修正した企業を業種別に見ると、製造業が約3割、小売業が約2割を占めた。売り上げ好調な企業では、主に家庭向けの食品関連や衛生用品関連が多い。
続いて、オンラインやテレワークと関わりの強い、情報・通信業が約18%、外出自粛によりインターネットアクセス増加となったインターネット広告業などを含むサービス業が約17%だった。
B2C企業に好調企業が多いなか、卸売業を中心にB2B企業は苦戦を強いられた。
業績上方修正の理由は、「経費減少」が最多の77社で、4割を占めた。出張の減少や会議のオンライン化などが経費の圧縮につながった。続いて、「巣ごもり消費増加」(27%)、「内食需要増加」(19%)、「衛生用品売上増加」(18%)の順となった。
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新型コロナで業績下方修正の上場企業、1000社にCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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