日本KFCが「ピックアップロッカー」を4店舗に設置 持ち帰り商品を“非接触”で提供ネットオーダー対象

» 2020年10月13日 15時00分 公開
[ITmedia]

 日本KFCホールディングス傘下の日本ケンタッキー・フライド・チキン(日本KFC)は10月13日、顧客がネットオーダーで事前注文した商品を非接触で受け取れる店内設置型ロッカー「ピックアップロッカー」を4店舗で試験導入すると発表した。持ち帰り商品を完全に非接触で提供できるサービスを導入することで、来店客の安心感を高める。

日本KFCが「ピックアップロッカー」を試験導入(新宿西口店、プレスリリースより、以下同)

 ピックアップロッカーを試験導入するのは、ケンタッキーフライドチキン南浦和店、溝ノ口店、新宿西口店、中野店の4店舗。寺岡精工が製造したモバイルオーダー受け取りロッカー「ピックアップドア」を採用した。

 顧客がスマートフォンからネットオーダーをする際、来店時間を設定すると、店舗ではその時間に合わせて商品を準備し、ピックアップロッカー内に保管する。注文時に案内した注文番号をロッカーの操作パネルに入力することで、商品が入ったロッカーの扉が自動で開く仕組みになっている。配達代行サービスを利用する場合も、配達スタッフがこのロッカーを利用して商品を受け取って指定場所に届ける。

「ピックアップロッカー」の操作パネル

 試験導入は10月13日に開始し、終了時期は未定。需要が大きいクリスマス期間は休止する。

「ピックアップロッカー」を利用したサービスの流れ

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