暗号資産取引所のSBI VCトレードは11月24日、暗号資産のレンディングサービスを開始した。名称は「VCTRADE LENDING」。顧客の暗号資産を預かり、金利相当の利用料を支払う。
「VCTRADE LENDING」(SBI VCトレードのWebページより)
対象となるのはビットコイン。貸出期間は84日間で、利用料は年率1.0%。0.1BTC〜5BTCの制限がある。今後、リップル(XRP)やイーサリアム(ETH)についても、準備を進めている。
昨今のDeFiの進展にともない、暗号資産を借りる需要が高まっている。国内暗号資産各社は、レンディング、貸暗号資産といった名称で、顧客から暗号資産を預かるサービスの提供を始めている。
サービス詳細
ビットコインが190万円超え 時価総額ベースで過去最高水準に
ビットコイン価格の上昇が止まらない。11月18日午後に入って、日本円で190万円を超えた。これまでの最高値は、2017年12月の230万円だが、3年前から発行量が増えているため、価格✕発行量で計算される時価総額では、過去最高額水準になってきている。
BITMAXが暗号資産貸出サービス 利率10%のキャンペーン
LINE傘下の暗号資産取引事業を行うLVCは、取引サービスBITMAXにて、10月7日から暗号資産貸出サービスを開始する。利用者は暗号資産をBITMAXに貸し出すことで、毎日利息(貸借料)を受け取れる。
あと10年? 銀行業務を代替するDeFiに金融機関はどう取り組むべきか
DeFi、分散型金融は2020年のホットトピックだ。一般には認知度が低いDeFiだが、海外ではサービスが大きく伸長し、日進月歩の進化を遂げている。「金融機関はビジネスモデルを大きく変えることが必要になる。トークンベースになってくる、仲介業者がいらなくなってくる」
既存の銀行を破壊する? 最近話題のDeFiとは
この数カ月、暗号資産業界で話題なのがDeFiだ。DeFiは「ディーファイ」と読み、Decentralized Finance、分散型金融の略。銀行など、従来の金融分野のサービスを、ブロックチェーンとその上で動くプログラムで実現するものとされている。
GMOコインが「貸仮想通貨」 最大年率5%
仮想通貨交換業のGMOコインは2月12日から、貸仮想通貨サービスをリニューアルする。同社で取り扱うすべての仮想通貨を貸し出すことができ、最大年率5%の貸借料を受け取れる。
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