現在、LINEクレカで3%還元という大規模な還元策を継続しているLINE Pay。しかし、そのキャンペーンの期限が21年4月30日で終わる。今後の展開はどう考えているのだろうか。
「非常にコストを投下していて、ポイントプログラムの中核になっている。2年目はどう拡大していくか話をしているところ。(3%ポイント還元を)止めて利用者が減らないように、単なるクレジットカードではなくサービスとして、還元がなくても続くようにしたい」(佐野氏)
特に重視しているのが、利用時のLINE通知だ。決済が完了するとほぼリアルタイムでLINEに通知が送られる。ユーザーは、もしも不正利用があればすぐに気づくことができるし、決済が正常に行われたかどうかも確認できる。
「LINE Payとの戦略提携はこれからもやっていく。それは還元率祭り一本槍(やり)から変わってくるだろう。コード決済、コンタクトレスのクリーンなところが意識されてきており、キャッシュレスの見方が変わった。コンタクトレスが急速に普及する。決済に加えて何か、決済にかかわる体験をどこまで提供していけるかの勝負になる」(鳥谷氏)
LINE Payと三井住友カード戦略提携 LINEユーザー基盤と三井住友加盟店網生かす
ポイント代わりに仮想通貨プレゼント LINE Pay、クレカ発行で
3%還元のLINE Payクレジットカード、申し込み開始
横浜銀行、スマホ決済に「iD」追加 QRコードからシフト
LINE Payの3%還元カードはオリンピックデザインも 8月から予約開始Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング