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» 2021年01月15日 07時00分 公開

「囲い込んだ学生が必ず活躍するとは限らない」 オープンな採用で“就活ルール”を破壊する、ガイアックスの挑戦他企業からスカウト可能(1/3 ページ)

ガイアックス(東京都千代田区)は、自社の新サービス「面接動画スカウト」の社内活用を始める。新卒採用の一次面接を動画面接にし、応募者がそのまま他企業からのスカウトも受けられるようにする。「就活生は受ける企業の数だけ同じ質問をされて非効率」との考えから、一次面接にかかる工数を削減する取り組みだ。一方で、優秀な人材をみすみす外部に紹介することになるとも考えられる。その狙いを聞いた。

[房野麻子,ITmedia]

 ソーシャルメディアやシェアリングエコノミーに関する事業を展開するガイアックスは、自社の新サービス「面接動画スカウト」の社内活用を始める。新卒採用の一次面接を動画面接にし、応募者がそのまま他企業からのスカウトも受けられるようにする。

 「就活生は受ける企業の数だけ同じ質問をされて非効率」という考えから、一次面接にかかる工数を削減する取り組みだ。一方で、優秀な人材をみすみす外部に紹介することになるとも考えられる。社内でも議論になったというが、それでも自社採用にサービスを組み込んだのは、平等な立場で就活戦線を戦った方がいいという考えがあるからだ。

 ガイアックスの流拓巳氏は「囲い込んで採用した学生が、入社後に必ず活躍するとは限らないです。たくさんの選択肢からガイアックスを確信を持って選び、入社してくれた人が力を発揮すると思っています」と話す。

 ガイアックスではその他にも、面接に友人など第三者の同席を認める「面接助っ人制度」を実施したり、面接の通過数をはじめとする情報を公表したりと、多くのユニークな採用施策を実施している。新人採用を「新卒」にこだわらないことも特徴で、入社時期を4月に固定せず通年採用を行っている。そのため現在募集しているのは「22卒っぽい人材」とのことだ。

 ガイアックスのユニークな採用活用の根底にある採用に関する考え方を、流拓巳氏(管理本部 人事総務部 部長)と管大輔氏(ライフデザイン事業部 部長)に伺った。

photo 左が管大輔氏(ライフデザイン事業部 部長)、右が流拓巳氏(管理本部 人事総務部 部長)

“不合格面接”を減らして効率化したい

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