首都圏の「住み続けたい街ランキング」発表 3位は神奈川県茅ケ崎市、2位は東京都中央区、1位は……：6万5000人を対象に調査（2/2 ページ）

[ITmedia]

愛着のある街（駅）ランキング

　愛着のある街（駅）ランキングの1位は奥沢（東急目黒線）、2位は国立（JR中央線）、3位は築地・東銀座・築地市場・新富町（都営大江戸線）だった。

愛着のある街（駅）ランキング（出所：リリース）

　同研究所の宗所長は、1位の奥沢について、落ちついた住宅街であることや、渋谷駅や新宿駅までの交通利便性の良さが魅力だと指摘する。

愛着のある街（駅）ランキング1位となった奥沢（出所：リリース）

住み続けたい街（駅）ランキング

　住み続けたい街（駅）ランキング1位は麻布十番・赤羽橋（東京メトロ南北線）、2位が国立（JR中央線）、3位が根津（東京メトロ千代田線）となった。

住み続けたい街（駅）ランキング（出所：リリース）

　同研究所の宗所長は、麻布十番は高級住宅街のイメージが強いが、昔ながらの商店街がある点や、新宿駅や渋谷駅までの交通利便性の高さが魅力だとしている。

住み続けたい街（駅）ランキング（出所：リリース）

　大東建託は、これらの結果を踏まえ「愛着のある街ランキング上位の街（自治体・駅）は、住み続けたい街ランキングの評価（自治体・駅）も高いことが分かる」と指摘。さらに、これらのランキング上位を見ると、「生活利便性」「行政サービス」「親しみやすさ」「交通利便性」「イメージ」因子の評価が高い自治体が上位にランクインしており、「物価・家賃」因子はあまり重視されていないようだと分析する。

　今回の調査は20年3月17日〜4月3日に実施した。調査企画・設問設計・分析を大東建託賃貸未来研究所が行い、調査会社のマクロミルが調査票の配布回収を行った。