電通グループの社内組織「電通総研」は3月2日、ジェンダーに関する意識調査の結果を発表した。
「社会全体で男女は平等になっているか」と尋ねると、「男性のほうが優遇されている」という回答が全体の64.6%を占めた。回答者を女性に絞ると、男性が優遇されていると考えている人の割合は75.0%で、男性より20.9ポイント高かった。
具体的に、どのような分野で男性のほうが優遇されていると感じるのか。最も多い回答は「慣習・しきたり」(64.4%)で、「職場」(59.6%)、「法律・制度」(46.8%)と続いた。
「日本はジェンダー平等に向けて真剣に取り組むべきだ」という考え方に対する意見を尋ねると、全体の78.4%が「そう思う」と回答。特に、男性より女性のほうが「そう思う」と回答する比率が高くなった。
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