「中古マンション購入検討者」の人気駅ランキング調査 首都圏の人気トップ3は

» 2021年03月18日 18時59分 公開
[ITmedia]

 住宅・不動産専門サイトを運営するオウチーノ(東京都港区)は、2020年4月から12月までの期間における、中古マンション購入検討者の人気駅ランキングを発表した。その結果、1位が東京都の「北千住駅」、2位が神奈川県の「横浜駅」、3位が千葉県の「新浦安駅」だった。

中古マンション購入検討者の人気駅ランキング。結果は?

 同社は首都圏の中古マンションページへのアクセス頻度を調査。2020年4月から12月と前年同期間を比較し、アクセス数が増加した駅をランキング化した。また、中古マンションページにアクセスした人を「中古マンション購入検討者」としてカウントしている。

 1位となった「北千住駅」は、足立区最大のターミナル駅だ。JR常磐線、東京メトロ千代田線、東京メトロ日比谷線、東武伊勢崎線、つくばエクスプレスが乗り入れている。04年の西口開発に始まり、12年の東京電機大学キャンパス開校や13年の東口駅前交通広場の完成など変化を遂げている。北千住駅東口周辺は今も開発が続いていて、今後さらに発展する可能性が期待されている。

 2位の「横浜駅」は、JR、東急電鉄、横浜高速鉄道、京浜急行電鉄、相模鉄道、横浜市営地下鉄の6社が乗り入れる巨大ターミナル駅。首都高速道路の出入り口が東西にあり、近隣へのバス便も豊富だ。駅直結型のショッピングセンターがあり、老舗デパートやモールが立ち並ぶ。

 3位の「新浦安駅」は、京葉線快速で東京駅まで最短16分でアクセスできるなど交通の便のよさが評価された。駅から徒歩圏内に大学があるほか、高級ホテルも密集し、景観や治安に優れた街として知られている。またショッピングセンターなどがあり、駅周辺施設も充実している。

以下リリースより

 20年の特徴として3位から10位にランクインした駅は、都心から少し離れた広い物件を探しやすい郊外エリアだった。緊急事態宣言が解除になり人の行動が活発になっても、都心から少し離れたエリアの需要は続くのか。

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