e-Govに対応する電子証明書は、Webサイトに一覧で記載されています。e-TaxやeL-TAXで電子証明書をすでに利用している場合は、対応するものであればそれを利用できます。新たに作成する場合は、費用がかかる点に注意が必要です。
電子証明書には、ブラウザにインポートして利用する方式と、ICカードを利用時に都度読み込ませることで認証する方式があります。自社の業務運用に適している方式を選択するとよいでしょう。
GビズIDを利用する場合は、GビズIDのポータルサイトから申し込むことにより、無料で作成することができます。gBizIDプライムの作成が必要となり、これには印鑑証明書と登録印鑑の押印をした書類にて手続きが必要となります。審査には約2週間程度の時間がかかります。
事業主以外が利用する場合、gBizIDメンバーのアカウントを作成し、それを担当者に利用してもらうことが可能です。
GビズIDは、ID・パスワードに加えて所有物認証による2要素認証でセキュリティを担保しています。スマートフォンや携帯電話のSMSを利用したワンタイムパスワード、またはスマートフォンアプリによる認証が必要となります。
電子証明書やGビズIDは、会社の事業主印に代わるものです。その取扱いには、十分な注意が必要です。
リニューアルされたe-Govはログイン方式になったため、まず、アカウントの作成が必要となります。インターネットからe-Govサイトに接続し、「初めての方はこちら」から進めてください。アカウントは、3種類の方式が用意されています。
GビズIDを持っている場合は、そのIDをアカウントとして利用できます。ない場合はe-Govのアカウントを作成するか、Microsoftアカウントを利用することも可能です。
ポップアップブロックの解除、およびIEの場合は信頼済みサイトへの登録を行います。手順通り実施すれば、問題ありません。
e-Gov電子申請のアプリケーションをインストールします。WindowsまたはMacOSで利用可能です。ブラウザからログインすると、自動的にアプリケーションが立ち上がります。
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