クルマはどう進化する? 新車から読み解く業界動向

ホンダ、新型「ヴェゼル」を4月23日発売 初のフルモデルチェンジより力強いデザイン(2/2 ページ)

» 2021年04月22日 14時20分 公開
[ITmedia]
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新機能搭載で安全性能も向上

 安全性能も強化した。最新の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全タイプ標準装備する。先代モデルに比べ横方向への視野範囲を向上させたフロントワイドビューカメラ、高速画像処理チップ、近距離障害検知前後ソナーセンサーなどを採用し、機能を大幅に向上させた。

新型「ヴェゼル」

 新型モデルでは新たに、ハンズフリーアクセスパワーテールゲートに「予約クローズ」機能を追加。この機能は、予約ボタンを押してクルマから離れると、テールゲートが自動で閉まるというもの。別途車両設定で、閉まった後に自動でキーロックさせることも可能とした。また、柔らかい空気の流れを作り出すという新設計のエアコン吹き出し口「そよ風アウトレット」や静電タッチ式LEDルームランプも新たに搭載した。

新設計のエアコン吹き出し口「そよ風アウトレット」

 PLaYにはパノラマルーフを標準設定する。同社初となるLow-Eガラスを採用し、90%以上の紫外線・赤外線をカット。日射透過率を25%以下に抑え、従来のモデルでシェードを閉めた状態と同等の室内環境を実現した。

PLaYにはパノラマルーフを標準設定

 車両価格は227万9200円〜329万8900円。月5000台の販売を計画する。

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