就活生の約8割が、SNSで情報発信している企業に好印象を抱いている──就職マッチングイベントを行うDYM(東京都品川区)の調査で、このような結果が判明した。
「SNSで情報発信をしている企業の印象は上がりますか?」という質問に、「はい」と答えた学生は80.1%を占めた。
就活でSNSを活用している学生が最も使っているのは「Twitter」(41.3%)、次いで「Instagram」(36.2%)という結果になった。facebookは3.9%、YouTubeは0.6%だった。
SNSで情報発信をしている企業は印象が上がると回答した理由は、「時代に合わせて変化している企業というイメージがあるから」が最多の24.2%。次に「身近に感じるから」(22.0%)、「情報発信をしっかりと行っているという信頼性が上がるから」(14.7%)となった。
DYMは、コロナ流行のように想定外のことが起きても柔軟に対応できる企業という安心感を学生に与えられているのではと分析する。
企業が運営するSNSから得たい情報は、「社員の雰囲気」「採用スケジュールや説明会、インターン開催等の詳細」「仕事内容」「給与や雇用制度などの詳細」などが上位にランクインした。
DYMは、SNSを通して就活サイトだけでは分からない情報を得ようとする傾向がみられる指摘する。
調査は、20年11月2日〜21年4月23日に同社がアンケート用紙で実施。同社が開催した就活イベント『Meets Company』に参加した就職活動中の21卒・22卒の学生を対象に、492件の有効回答を得た。
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