コロナ禍で、30〜40代女性が最もストレスを感じているコロナ禍前と比較(2/2 ページ)

» 2021年06月02日 05時00分 公開
[秋月かほITmedia]
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ストレスを感じるのはどんなことか

 「ストレスを感じるのはどんなことか」と尋ねたところ、「外出や旅行が自由にできない」(64.1%)や「自分や家族の感染リスク」(50.0%)と回答した人が多かった。続いて「感染予防対策(マスク着用・消毒など)」(43.2%)、「行動自粛で友人・知人との関わりが薄れている」(42.1%)、「公共の交通機関や場所での感染リスク」(38.8%)との回答が多かった。

 これらの項目は男性より女性の方がストレスを感じている人の割合が大きく、特に「外出や旅行が自由にできない」「自分や家族の感染リスク」「行動自粛で友人・知人との関わりが薄れている」の差が大きかった。


ストレスを感じるのはどんなことか ストレスを感じるのはどんなことか

 さらに「コロナ禍前の19年よりストレスが増えたことは」と尋ねた。結果は「周りの人のマナー」(男性38.6%、女性46.1%)、「自分自身の将来」(男性36.9%、女性45.6%)、「自分の体調管理・栄養管理」(男性34.6%、女性45.7%)となり、総じて女性の方が各項目でストレスを感じている割合が高いことも分かった。


コロナ禍よりストレスが増えたこと コロナ禍よりストレスが増えたこと

 最後に、女性に限り、「家事についてコロナ禍において増えたストレスはあるか」と尋ねたところ、「食材の買い出し」(35.1%)、「食事の準備・料理」(29.6%)のストレスが特に増加していることが分かった。30代女性では食まわりの負担増が目立ち、特に「食材の買い出し」「食事の準備・料理」「食事の片付け・保存」「食器洗い」は、女性全体より5ポイント以上高かった。


家事についてコロナ禍よりストレスが増えたこと 家事についてコロナ禍よりストレスが増えたこと

 調査は5月7〜10日にインターネットによる任意回答で実施。15〜79歳の男女2575人を対象に行った。

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