アスクルは、2020年12月にオフィス家具をレンタルできるサービスを開始した。テレワークが普及した一方、自宅での業務環境が整っていないケースが多いことに注目。初期コストをかけずに従業員の自宅にオフィス家具を導入できる点をアピールしている。
無印良品も、21年1月からベッド、デスク、チェア、収納用品といった家具の月額定額サービスを開始した。無印良品を展開する良品計画の幹部によると、主に4月から新生活を始める大学生や社会人の利用を見込んでいるという。社会人の場合は、在宅勤務をする時期だけ利用し、コロナ禍が終息したら返却することを想定している。家電や家具をレンタルするサービスはこれまでもあったが、在宅勤務をするビジネスパーソンや自宅で授業を受ける大学生が、コロナ禍の影響で急激に増えた。無印良品は、ここに新たな商機を見いだしている。コロナ禍が収まる兆しが見えない今、家具の「サブスク」が注視されている。
今回の調査は、日本全国における18〜59歳のLINEユーザー(男女)を対象にWeb上で行った。調査日は21年5月7〜11日で、有効回答数は2108人。
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