2021年上半期「インスタ流行語大賞」 3位「骨格タイプ」、2位「お疲れサマンサ」、1位は?独投稿数などをもとに選定(1/2 ページ)

» 2021年06月16日 09時52分 公開
[ITmedia]

 Instagramでの投稿数などをもとに選定した「2021年上半期インスタ流行語大賞」の1位は「うっせぇわ」――マーケティング支援を手掛けるパスチャー(東京都港区)が実施した調査で明らかになった。

何が流行しているのか(提供:ゲッティイメージズ)

 「うっせぇわ」は女性シンガーAdoが2020年10月にリリースした曲で、ミュージックビデオのYouTube再生回数は約1.5億回を記録している(21年6月時点)。同調査における認知度は98%だった。パスチャーは「現代社会への不満を直接的な言葉で表現した歌詞と、感情を揺さぶる音楽が人気の秘密」だと指摘している。

インスタ流行語大賞(出所:リリース)

 2位は「お疲れサマンサ」(認知度89%)がランクイン。人気漫画「呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)」に登場する「五条悟」のせりふだ。呪術廻戦は、シリーズの累計発行部数が5000万部を突破。6月4日に発売されたコミック第16巻は初版発行部数200万部を誇る。同作品は、エンタテインメントビジネスを手掛けるGEM Partners(東京都港区)が6月4日に発表した定額制動画配信タイトルの視聴者数ランキング(5月版)でも、1位を獲得している。

 3位は「骨格タイプ」(認知度87%)だった。身体のラインや筋肉の付き方などから、「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」という3つの骨格タイプに分類するもので、消費者の骨格に合った洋服を提案するアパレル企業もある。

 今回の調査は、パスチャーが運営するメディア「Petrel(ペトレル)」の公式Instagramのフォロワー(23万6173人)を対象に実施。Instagramでの投稿数やトレンドの先取り感などを基準に、独自に選定した。調査期間は6月3〜9日。

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