コロナ禍で「コト」消費から「モノ」消費へ変化 結婚に関する「お金の使い方」(2/2 ページ)

» 2021年06月21日 09時50分 公開
[季原ゆうITmedia]
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結婚式にかける金額の割合は大きく減少

 結婚式に費やした金額の割合の設問では、19年以前では結婚に関する費用の総額を100(%)とした場合、41〜60%が36.7%と最多だったが、20年以降は0〜20%が48.9%で最多となり、結婚式にかける金額の割合は大幅に減少していることが分かった。

結婚式に費やした金額の比率は大きく減少

 一方で、指輪に費やした金額の割合は、19年以前は「0〜20%」の人が76.5%と大半を占めていたが20年以降は62.2%と減少し、指輪に費やす金額の割合は高くなっているようだ。

指輪に費やしたお金の比率は上昇

 「新婚旅行」に費やした金額の割合では19年以前は「0〜20%」が66.3%だったのに対し、20年以降は85.6%と19.3ポイント上昇した。渡航制限などの影響で新婚旅行を延期した人が多いことが原因として考えられる。

 「家具・家電」に費やした金額の割合では、19年以前は「0〜20%」の63.3%が20年以降は60%と減少。また「61〜80%」「81〜100%」と多くの金額を費やした人の割合がいずれも少し増加していた。

 調査は17年〜19年に結婚した98人と、20年〜21年に結婚した90人を対象にインターネット上で実施。調査期間は5月13日〜5月27日。

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