20代転職希望者の51.3%が、企業が持続可能な開発目標(SDGs)に取り組んでいることを知ると「志望度が上がる」――そんな結果が転職情報サイトを運営する学情(東京都中央区)の調査で明らかになった。
SDGsについてどの程度知っているか質問すると、「知らない」が24.5%だった。一方、「言葉も意味も知っている」(48.5%)と「言葉は知っている」(27.0%)の回答を合わせると、75.5%がSDGsについて知っていることが分かった。
SDGsに取り組む企業に持つ印象については、「好感が持てる」(42.7%)が最も多く、「どちらかと言えば好感が持てる」(38.5%)、「どちらとも言えない」(16.5%)と続いた。
転職活動において、企業がSDGsに取り組んでいることを知ると志望度が上がるかどうかを尋ねると、「志望度が上がる」と回答した人は全体の51.3%だった。一方、「どちらとも言えない」(35.6%)や「志望度は上がらない」(9.3%)といったように、それほど影響を受けない層も多く存在することが分かった。
今回の調査は学情が運営する20代専門の転職サイト「Re就活」への来訪者を対象に、6月2〜15日に実施した。有効回答数は515人。
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