化学メーカーのクラレは、この春に小学校を卒業した子どもと親を対象に実施した「将来就きたい職業」「就かせたい職業」の調査結果を発表した。その結果、男の子が「将来就きたい職業」の1位は「スポーツ選手」、女の子は「看護師」だった。
「スポーツ選手」は、2020年調査時も1位となっていて、今回も16.8%を獲得しトップとなった。続く2位は「研究者」(6.9%)、3位は「教員」(4.7%)という結果に。「YouTuber」は前年の16位から順位を伸ばし、過去最高の4位になった。前年2位の「医師」は9位に後退した。
女の子が「将来就きたい職業」1位は、前年2位の「看護師」(8.0%)だった。2位は「教員」(6.6%)、3位は「保育士」(5.7%)と続いた。「芸能人・歌手・モデル」は、前年の14位から8位に順位を上げ、その内訳は「声優」が48%と半数近い結果だった。人気のアニメ作品など多方面で活躍する声優に憧れる子どもが増えているようだ。
10位以内で男女共通している職業は「教員」と「医師」だった。どちらも「教員」はトップ3に入り、「医師」は順位を下げた。
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