アサヒ「脱ストロング」にかじ切り ノンアル・低アル飲料を“主流”にするワケスマートドリンキングを推進(2/2 ページ)

» 2021年07月14日 09時00分 公開
[熊谷紗希ITmedia]
前のページへ 1|2       

新商品はハイボール「アサヒ ハイボリー」

 同社は下期における、スマドリの取り組みとして3つの柱「ブランディングと浸透」「ビアリーの強化」「カテゴリーの拡大」を掲げた。

 「ビアリーの強化」としては、500ミリリットル缶を9月28日から販売することに加え、瓶タイプのビアリーもラインアップに追加する。瓶ビアリーの容量は334ミリリットルで9月14日の発売を予定している。

瓶ビアリーもラインアップに加わる

 「カテゴリーの拡大」としては、新しく度数の低いハイボール「アサヒ ハイボリー」を9月28日に発売する。アルコール度数は0.5%と3.0%の2種類で、甘くないフレーバーを用意。グループ会社のニッカウヰスキーが厳選した原酒を使用することで、度数は低いが、しっかりとした味わいを実現しているという。

アルコール度数の低いハイボール「ハイボリー」

 高アルコール飲料に見切りをつけ、ノンアル・低アルにかじを切った同社の戦略は吉と出るか凶と出るか。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.