#SHIFT

生産性が「変わらない」「下がった」が7割 働き方改革のツールや制度を導入したのに、なぜ?事務系ビジネスパーソンに調査(1/2 ページ)

» 2021年07月17日 05時00分 公開

 コンサルティング事業を手掛ける船井総研コーポレートリレーションズ(大阪市)は、事務系職種のビジネスパーソンを対象に「働き方改革・業務改善に対する実態と意識調査」を実施した。その結果、65.6%が「業務効率化のために職場になんらかのツールや制度の導入があった」と回答した。

どうして生産性が向上しないの?(画像はイメージ、提供:ゲッティイメージズ)
職場に導入されている制度やツールは?(出所:リリース)

 働き方改革を推進するために職場に導入されているのは「在宅・リモート勤務」(43.4%)が最多で、「オンライン会議の活用」(42.9%)と続いた。一方、自分の業務の生産性が「変わらない」または「下がった」「大いに下がった」という回答が71.3%にのぼった。

制度やツールを導入して生産性は向上したか(出所:リリース)

 職場の働き方改革・業務改善で障害となるものは何か聞くと、最も多かったのは「一部の人のみしか把握していない業務がある」(41.4%)、次いで「担当者によって業務の理解度にばらつきがある」(37.6%)、「業務ルールがなくマニュアルもない」(24.6%)だった。

働き方改革や業務改善の障害は?(出所:リリース)
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.