世界20カ国のうち、日本は睡眠の質が最も低く、過去5年間で平均筋肉量が最も減少している――ヘルスケアデバイスを手掛ける仏Withingsは、製品を使う500万人のユーザーから匿名で得たデータを集計し発表した。
オリンピックにちなんで、 調査期間はリオ大会が開催された2016年8月から現在までとし、20カ国のグローバルデータを分析。「睡眠の質」「トレーニングに費やした時間」「実践したトレーニング分野の数」など、5つの“種目”の結果を明らかにした。
睡眠の質を数値化した「睡眠スコア」が最も高かったのはフィンランドで、オランダ、ベルギーと続いた。日本は56.2ポイントで最も低く、中国と同じ56点台に沈んだ。
「毎日の平均歩数」で最多だったのはスペイン、ついでスウェーデンだった。3位は英国との厳しい争いの末、わずか10歩差で中国となった。日本は平均6100歩で5位にランクインした。
「水泳トレーニング合計時間」では、上位4カ国のフランス、米国、ドイツ、英国が他国を圧倒した。日本は11万5446時間で7位に入賞。オリンピック競泳の強豪国であるオーストラリアは13位にとどまった。
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