無料の“寝落ちる”タクシーが運行 CHILL OUTが“チル”する場とあわせて訴求リラクゼーションドリンク(2/2 ページ)

» 2021年08月30日 16時15分 公開
[上間貴大ITmedia]
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リラックスできる場と共に商品を訴求

 同社はこれまでオフィス街などの自動販売機での展開や、「リラックスできる場」として、サウナや温浴施設などでCHILL OUTを販売してきた。ビジネスパーソンの他、“ととのい”を求めるサウナーからも一定の認知を得てきたという。

CHILL OUT

 同社の広報担当者は「リラクゼーションドリンクと銘打つCHILL OUTは、通常のサンプリングではなく『リラックスできる場』とあわせて提供することが必要だと考えていた。コロナ禍でもオフィスで仕事を続けるビジネスパーソンにタクシーを利用してもらい、商品を知ってもらうきっかけになれば」と話した。

 同社が20〜50代の男女1000人を対象に実施した調査では、リモートワークは「とても忙しい」「やや忙しい」と回答した人のうち46.3%が「寝る時間が早くなった」と回答。また、全体の39.7%が仕事の休憩時間に昼寝をして気分転換をすることがあると答えた。働き方が変化する中、睡眠に関する考え方も変化していることが分かる。

CHILL OUT 休憩時間に昼寝をして気分転換している(Endian調べ)

 同社にはCHILL OUTを飲むことで寝つきが良くなった気がするといった反響も寄せられているといい、気分転換時と合わせて眠りに関連した場を提供し、商品の訴求を図る。#寝落ちるタクシーの運行期間は8月30日〜9月3日、銀座線渋谷駅前の渋谷駅東口タクシー乗り場から出発する。

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