「家を建てて住んだことがない」と回答した1303人に「家を建てるとしたら何を最優先にしたいか」尋ねた。その結果「予算」が48.2%で最多となった。約半数の人が予算を最優先にしたいという結果になった。
その理由としては、「思い通りの住宅を求めると、予算がたくさんかかるから」(50代/男性)、「家を建てることにお金をかけることで、生活苦になることはさけたい」(40代/女性)、「支払能力が第一優先事項で、購入後にお金の心配がないようにしたいから」(60代/男性)という意見があった。
次いで、「環境」(35.3%)、「建物」(16.5%)と続いた。環境と答えた人からは「基本的に徒歩圏内で公共交通機関が利用できることを重視したかったため」(50代/男性)といった駅までの利便性や、「家がどんなに魅力的でも、治安が悪ければ住みづらいと思うので」(40代・男性)という治安の良さを重視する声もあった。
建物と回答した人からは「自分の住みやすい間取りと近所の音が気にならないようしたいので」(60代/男性)という間取りや防音性を重視する意見や、「今住んでいる家は耐震性に不安がある」(70代/男性)と、地震対策を気にする回答もあった。
実際に家を建てた人もそうではない人も、最優先するのは「予算」という意見が多く、環境や建物などに希望を持っていても、予算的に無理をしてまで優先する人は少ない結果となった。
調査は2021年9月4〜8日にインターネットで実施。本調査では、建売戸建てなどを購入した人も「家を建てた」として集計している。
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