円満退職するコツを聞いたところ、1位は「早めに伝える」(126人)、次いで2位は「日ごろの人間関係」(111人)、3位は「納得できる退職理由を用意」(95人)、4位は「しっかり引継ぎする」(82人)、5位は「会社の不満や愚痴を言わない」(45人)だった。
1位の「早めに伝える」と回答した人からは、「退職する1年ほど前から、退職予定と転職について事前に伝えて、了解を得たこと」(30代男性)、「退職の報告から退職日まで十分な日数を設ける」(40代女性)という声が聞かれた。
2位の「日ごろの人間関係」と回答した人からは、「日ごろから上司と密にコミュニケーションをとっておくことに尽きます」(30代女性)、「退職した後も遊びに行けるぐらいの関係性をもつこと」(40代男性)というコメントが寄せられた。
3位の「納得できる退職理由を用意」については、「ライフステージの変化(結婚・出産)に合わせて退職する場合は、円満に送り出してくれる」(30代女性)、「前向きな理由で辞めることだと思います」(30代男性)という意見があった。
円満退職するには、後任人事や引継ぎを考慮し「早めに伝えるほうがいい」と考える人が多いことが分かった。また退職理由の伝え方については「前向きな内容を伝えたほうがいい」というアドバイスが多く見られた。
今回の調査は、転職経験のある人を対象にインターネットで実施した。期間は21年7月28日〜8月2日、有効回答数は500人(女性321人、男性179人)。
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