行政向け政策共創プラットフォーム「PoliPoli Gov(β版)」リリース デジタル庁が採用

» 2021年10月10日 11時55分 公開
[季原ゆうITmedia]

 ソフトウェア開発を行うPoliPoli(神奈川県鎌倉市)は10月5日、行政向けの政策共創プラットフォーム「PoliPoli Gov(β版)」をリリースしたと発表した。また、サービスリリースと同時に行政利用第一弾として2021年9月に創設されたデジタル庁が利用を開始した。

PoliPoli Govリリース(出所:リリース)

 PoliPoli Gov(β版)は、「行政の政策づくりのプロセスに誰もが簡単に参加できる場所をつくる」ことを目標とした、行政と国民が気軽に政策を共創できるプラットフォーム。デジタル庁の「国民との共創による政策実現のためのコミュニティプラットフォーム実証事業」の参加事業者として採択され、利用開始となった。

PoliPoli Govリリースでできるサービス(出所:リリース)

 同プラットフォームでは、行政から政策の内容や政策を進めるために聞きたい相談内容が届き、相談に対する意見を投稿できる。意見は行政に届けられ、分析が行われ、政策に生かされる。また政策の進捗や、さらに進めるための新たな相談も届く。

 デジタル庁は同プラットフォームを活用することで、幅広い国民から意見やアイデアを募集し、オープンに議論していくことを目指すとしている。

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