日本で2番目に「高い山」「長い川」「広い湖」は? 知名度は2割未満(1/2 ページ)

» 2021年10月16日 10時30分 公開
[ITmedia]

 阪急交通社は日本の山の高さ、川の長さ、湖の広さのトップ3の知名度調査を実施した。日本で2番目に高い山は「北岳」(知名度17.9%)、長い川は「利根川」(同14.3%)、広い湖は「霞ヶ浦」(同14.0%)だった。

日本で2番目に高い山、長い川、広い湖、知っている?(画像:以下、リリースより)

 日本で1番高い山「富士山」の知名度は81.3%だった。一方、南アルプスに位置する2位の「北岳」の知名度は2割未満と格段に落ちる結果に。同率3位の「間ノ岳」と「奥穂高岳」(知名度5.0%)はそれぞれ南アルプスと北アルプスに位置している山。

 同社は結果について「独立峰である富士山と異なり、2〜3位は連峰であること、山の高さにほとんど違いがないことなどが、知名度が低さにつながっているかもしれません」と分析した。

日本の高い山ランキング

 最も長い川は、山に比べて認知度が51.5%まで落ち、半数程度しか知らないという結果になった。1位は「信濃川」で、山梨県、長野県の県境にある甲武信ヶ岳が源流の新潟県新潟市の河口まで流れている川。2位は、知名度14.3%の「利根川」。群馬県、新潟県の県境にある大水上山が源流で、河口の千葉県銚子市まで流れている。3位の「石狩川」の知名度は6.3%で北海道の石狩岳を源流として、石狩市の河口まで流れている。

 また、信濃川の長さについては、82.1%が「分からない」と回答。同社によると、実際の長さは367キロメートルで、新潟〜東京間の新幹線延長距離とほぼ同じだという。

日本の長い川ランキング
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