「世界中にあなたの家を」をコンセプトに、2020年4月に創業した「NOT A HOTEL」。「ホテルではない」という意味の社名は、同社のビジネスモデルを表す。自社で保有するホテルの部屋を顧客に“貸す”のではなく、自社で建築するホテルを顧客に“直接売る”D2Cモデルだ。
数億円のホテルを1棟買い、あるいは年間30日単位のシェア買いで提供し、いずれもオンラインのみでの販売となる。ホテルを購入したオーナーは不動産としての資産を保有しながら、自分が暮らす場所として使用可能。自身が使用しない期間はホテルとして貸し出し、1日単位で収入を得ることもできる。
手掛けるのは、実業家として07年からEコマースプラットフォームを長く展開してきた濱渦伸次(はまうず・しんじ)氏。億単位の商品をオンラインでD2C販売するという、ぶっ飛んだビジネスモデルだが、想像以上に多くの購入希望者がいるとか。「NOT A HOTEL」の新規性、現在までの反響を濱渦社長に聞いた。
どこでもドアならぬ、どこでも窓「アトモフウィンドウ」が昨対比4倍で売れているワケ
「男女混合フロア」のあるカプセルホテルが、稼働率90%の理由
バブルの名残 温泉街の「大型施設」が廃墟化 鬼怒川と草津の違いと「大江戸温泉物語」の戦略
真っ先に変えるべきは日本人の「思考」 オードリー・タンが貫く「透明性」と「多様性」
トイレ界のスタバを目指す! 東南アジアに広がる「1回33円」の有料トイレCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング