飲み物にとろみをつける上で困っていることを尋ねたところ、片栗粉を使用している人では、1位は「ダマができる」(28.6%)、次いで2位は「時間がたつと緩くなる」(25.0%)、3位は「加熱しないととろみがつかない」(16.1%)だった。とろみ調整食品を利用している人ではこれらの回答は低く、片栗粉の難点をとろみ調整食品が補っていることが分かる結果となった。
とろみ調整食品については、「味が気になる」(15.3%)が片栗粉に比べて高く、味に対してネガティブなイメージを持たれているようだ。
食事にとろみをつける上で困っていることを尋ねたところ、ほぼ飲み物と同様の傾向が見られた。
キユーピーは、「日常的に介護食を準備している人に限らず多くの人が誤嚥を認知し、意味も理解していることが分かった。とろみ調整食品は、味についてネガティブなイメージを持つ人も多く、とろみづけが必要な人へメリットを伝える工夫が必要」と分析した。
今回の調査は、キユーピー「やさしい献立」キャンペーンに応募した全国の男女を対象に、インターネットで実施した。期間は21年9月7日〜10月14日、有効回答数は2458人。
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