串カツ田中ホールディングスは11月5日、テークアウト専門店「串カツ田中TAKE 上石神井店」をオープンすると発表した。東京都練馬区の上石神井駅の商業施設内にて、11月12日から。テークアウト専門店は同社として初の取り組み。中食需要に応える狙いだ。
店名はテークアウト専門店として認知してもらえるよう、既存店舗「串カツ田中」とは異なるブランド名「串カツ田中TAKE」と設定。店内で揚げた出来立てを提供する点が特徴で、おかずや手軽なおつまみとしての購入を想定しているという。
串カツ田中TAKEは、コロナ禍で高まるテークアウト需要を背景に、2020年10月に新ブランドプロジェクトとして立ち上げた。これまでも既存店でのテークアウトには注力していたものの、駅商業施設に出店することで、認知向上と利用促進を図る。
同社は「既存店舗では出店が難しかった狭小立地にテークアウト専門店を出店することで、既存店と合わせて全国1000店舗を目指していく。加えて、商業施設の食物販コーナーへの出店を進めていく」と方針を示した。
串カツ田中TAKEでは、串カツ以外にも「田中のハムカツサンド」(450円)や「田中のヒレカツサンド」(470円)などのサンドウィッチやフライ料理、お弁当、おやつなどの限定商品を順次展開していく。
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