リクルートが運営するSUUMOリサーチセンターは、関東圏にある各駅から6キロ以内に在住の20歳以上男女を対象に「歩ける範囲で日常のものはひととおり揃う」魅力が高い街を調査しランキングを発表した。神奈川の1位は「みなとみらい」、千葉は「新船橋」、埼玉は「加茂宮」、東京は「日本橋」だった。
東京都の3位は大規模な再開発が進行中の「西新宿」、2位は古くからあるデパートなどの大規模商業施設と飲食街を有する「新宿三丁目」、そしてその両面を持ち合わせる 「日本橋」が1位だった。
4位と5位は落ち着いた街並みと商店街を有する「井の頭公園」や「仲御徒町」がランクインした。
いずれも「新宿」「東京」「吉祥寺」「上野」などのターミナル駅の隣駅で、徒歩で駅周辺の商業施設を利用でき、大小の店舗の多さがランクインの理由のようだ。
1位の「日本橋」は、2004年にオープンした商業施設「COREDO日本橋」をはじめ、「日本橋再生計画」が現在第3ステージに突入している。第2次では「COREDO室町」「東京日本橋タワー」「日本橋島屋三井ビルディング」など、新たなショッピング施設やオフィスも次々に誕生した。
一方で、下町風情の残るスポットや古くからの老舗もあり、新旧が融合した街並みや大小の豊かな店舗群が魅力のようだ。東京や銀座が徒歩圏のため、あらゆる方面へのアクセスが便利なことも理由のようだ。
一見すると「住むイメージが湧きづらい」と考える人も多いが、東側の本町、茅場町、兜町、小舟町エリアには分譲・賃貸マンションが多く、築古のマンションをリノベーションした物件などに注目が集まっている。
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