佐賀県の「住み続けたい街ランキング」 鳥栖市、鹿島市を抑えた1位は?大東建託が調査(1/2 ページ)

» 2021年11月18日 11時30分 公開
[ITmedia]

 大東建託は、佐賀県在住の成人を対象にした居住満足度調査を実施した。「住み続けたい街(自治体)ランキング」の1位は「基山町」、2位は「鹿島市」、3位は「鳥栖市」となった。

大東建託は「住み続けたい街ランキング」を発表した(画像:ゲッティイメージズより)

 1位の基山町は、佐賀県の東部に位置し、福岡県とも隣接する街だ。2019年時点での人口は1万7390人で、世帯数は6889世帯。小さい街ではあるものの、街の東側にJR鹿児島本線、それに並行して国道3号、その東側には九州自動車道が走っている。

 街の20〜30キロ圏内には福岡市、佐賀市、久留米市などがある九州の主要都市の結節点として、通勤・通学に便利な地でもあるという。

 2位の鹿島市は、佐賀県の西南部に位置し、東には有明海が広がり、西は多良岳山系に囲まれ自然環境に恵まれている街。20年時の人口は2万7915人、世帯数は1万29世帯となっている。

 交通体系は、国道207号が長崎本線と並行して走り、福岡市と長崎市からはJR長崎本線で約1時間の距離にあることから、都内へのアクセスも良い点が魅力。そのほか、日本三大稲荷の一つの祐徳稲荷神社には年間280万人が訪れるなど観光産業にも力を入れている。

住み続けたい街ランキング(画像:以下、リリースより)

 3位の鳥栖市は県の最東端に位置している。20年時点での人口は7万4678人で、世帯数は2万7630世帯。佐賀市、唐津市に次いで佐賀県では第3位の人口を擁している街だ。1954年の市制施行から、工場誘致政策を推進した結果、数多くの企業や工場群が進出し、佐賀県内有数の工業製造品などの出荷額を誇る内陸工業都市だという。

 また、交通の面では九州縦貫・横断自動車道が交差し、九州の主要都市までは2時間半足らずで移動できる。11年には九州新幹線・新鳥栖駅が開業するなど交通利便性も向上している街だ。

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