理系女子のランキングでは、2位は「NTT都市開発」、3位は「三井不動産」だった。4位以降は「花王」「ベネッセコーポレーション」「伊藤忠商事」「大成建設」と続いた。
同社はランキングについて「理系学生は学生時代に学んだ専攻を生かせる環境を重視する傾向があり、食品関連メーカーは機電からバイオまで理系学生の専攻を幅広く生かせる業界として意識されているが、トップ10には明治グループの1社にとどまった。
変わって躍進したのが不動産デベロッパー、ゼネコンだった。実際のビジネスに基づいて全国で手掛ける街づくりのリアルを体験できるインターンシッププログラムが好評のNTT都市開発をはじめ、三井不動産、大成建設、三菱地所などトップ10に4社ランクインするかたちになった」とコメントした。
文系男子では3年連続で「伊藤忠商事」が1位になったほか、「三菱商事」が3位とトップ10に総合商社が2社ランクインした。2位は「東京海上日動火災保険」、4位は「三井住友海上火災保険」となった。
同社は「伊藤忠商事は、21年3月期に創業来初となる時価総額と株価、連結純利益の総合商社『三冠』を達成している。鉄鉱石価格の上昇で金属資源が伸びるほか、企業の旺盛なDX需要を取り込んだ情報・金融事業も好調な点が支持を集めている」と分析する。
そのほか「損害保険ジャパン」が7位とトップ10にメガ損保3社が顔を揃え、損害保険業界の人気が目を引く結果に。22年3月期は3社ともに最高益を見込むなど業績は好調だという。コロナの感染拡大や自然災害の多発化・激甚化、気候変動対策やサイバーリスクなど社会的課題が深刻化する中で損害保険業界に対する学生の注目が高まっていることがうかがえる。
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