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「仕事への熱意が薄れた」4割 コロナ禍で変化全国2000人に調査

» 2021年12月23日 09時31分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

 人材サービスを手掛けるアデコは、全国2000人のビジネスパーソンを対象にエンゲージメントに関する調査を実施した。その結果、約4割がコロナ禍において仕事への熱意が薄れたと回答したことが分かった。

コロナ禍で勤務先へのエンゲージメントはどう変わったのか(写真提供:ゲッティイメージズ)

 初の緊急事態宣言が発出された2020年4月以降、勤務先企業や勤務先の上司、同僚との結びつきについて、約半数がすべての項目で「変わらない」と回答した。「仕事に対する熱意」に関しては、「やや弱くなった」「とても弱くなった」を合わせた約4割(36.3%)が「弱くなった」としている。

ビジネスパーソンとコロナ禍における勤務先企業や勤務先の上司・同僚との結びつき(出典:プレスリリース)

 「この会社/組織に貢献したいと思うか」については、63.2%が「そう思う」と回答。一方で、「友人や知人にこの会社/組織を薦めたい」の項目については、62.3%が「そう思わない」と回答している。

 勤務先との関係に関しては、「そう思わない」の割合が5割を超えたのは「友人や知人にこの会社/組織を薦めたい」(62.3%)、「この会社/組織のビジョンに共感している」(55.0%)、「自分のライフビジョンおよびキャリアビジョンと、会社/組織のビジョンとの繋がりを意識できている」(58.9%)の3つだった。

ビジネスパーソンと勤務先との関係

 調査は8月17〜18日、インターネット上で実施。全国の会社員、公務員、団体職員2000人を対象に実施した。男女の内訳は男性1185人、女性815人。

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