20代専門の転職サイト「Re就活」を運営する学情(東京都千代田区)が「冬の賞与」に関する調査を実施した。その結果、7割以上の20代が、賞与は「転職の検討」に影響をもたらすと考えていることが分かった。
20代に、冬の賞与の支給状況について聞いたところ「増えた」「やや増えた」と回答したのはあわせて30.6%だった。「昨年と同水準」は28.1%、「減った」「やや減った」があわせて20.3%、「支給されなかった」が21.0%となった。
賞与は転職を考えるきっかけになるか尋ねたところ、「賞与後に、転職したい」(34.2%)という声が最も多かった。また、「賞与が減る・支給されない場合は転職したい」(16.2%)、「他社の支給状況なども踏まえて検討したい」(15.3%)、「賞与が増えたら転職は見合わせようと思う」(5.8%)と、20代の71.5%が「賞与は転職の検討に影響をもたらす」と考えていることが分かった。
賞与は転職の検討に影響をもたらすと答えた理由として、「賞与後が、退職にベストなタイミングだと思う」「賞与は働く上でのモチベーションなので、支給額によっては転職を検討したい」「支給額が想定より低かったので、年収を上げるために転職したい」などの声が寄せられた。
賞与後に転職する場合の転職希望時期は「今すぐ」が18.6%、「1〜3カ月以内」が35.3%と、「3カ月以内」の転職希望が半数以上を占めた。
調査は、Re就活へのサイト来訪者365人を対象にインターネットで実施した。調査期間は12月9〜10日。
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