楽天証券は7月に、米国株の信用取引に対応する。1月8日に行ったオンライン講演会で、楠雄治社長が明かした。
業界の自主規制団体である日本証券業協会が「外国証券の取引に関する規制」を7月に改正し、米国株の信用取引が可能になることを受けての施策。競合のSBI証券も7月から信用取引開始を発表しており、1月に新たに米国株サービスを開始するauカブコム証券も、2023年冬には信用取引に対応する予定だ。
米国株取引は個人投資家に人気で、ここ数年で利用者数は数倍に達している。楽天証券は、21年12月に米国株積立サービスを始めたほか、ポイント投資にも対応した。auカブコム証券と松井証券も米国株取引サービス開始を発表しており、5大ネット証券すべてが対応。米国株取引の環境が整う。
SBI証券、「米国株強化元年」を宣言 信用取引を7月に開始
米国株、若者に人気 楽天証券では投資家が数倍以上に
米国株取り引きは日本株に続く柱になる 松井証券、和里田聰社長に聞く
auカブコム証券、1月24日米国株サービス開始 5大ネット証券勢揃い
米国株取引、手数料ゼロ円で 初心者取り込むSTREAMの狙いCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング