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» 2021年08月10日 11時00分 公開

米国株取引、手数料ゼロ円で 初心者取り込むSTREAMの狙い(1/2 ページ)

投資初心者の間で、インデックス投資とともにブームになっているのが米国株投資だ。そんな中、スマホ証券の1つである「STREAM」(スマートプラス運営)は8月10日、新たに米国株の売買機能を追加した。最大の特徴は、売買手数料を0円としたことだ。

[斎藤健二,ITmedia]

 投資初心者の間で、インデックス投資とともにブームになっているのが米国株投資だ。そんな中、スマホ証券の1つである「STREAM」(スマートプラス運営)は8月10日、新たに米国株の取引機能を追加した。最大の特徴は、日本株と同様に、取引手数料を0円としたことだ。

スマホ証券STREAMが米国株対応。手数料は0円だ

 STREAMは、コミュニティ型の株式アプリを標ぼうしており、投資初心者がアプリ内の掲示板でやりとりをしながら取引できる。そんな中、初心者の間でも米国株への関心が高まってきた。「コロナ禍で米国市場の回復の仕方などから、一般投資家が関心を持ってきた。引き合いは非常にいただいていた」と、宮川悠取締役は、米国株対応の背景を話す。

 同社のユーザーは4割が、投資経験1年以内の初心者だ。米国株は1株から購入できるため、実は日本株よりも少額で投資できる場合が多い。STREAMは、当初取引できる銘柄を21種類とし、株価が安く未経験者でも買いやすい銘柄に絞った。

 基本的には有名企業を中心にユーザーアンケートの内容を反映させた。銘柄は、50億米ドル以上の流動性の高さや、外国投資信託に関する提出がなされていない銘柄は取り扱わない、株価が数千円の銘柄も入るような株価の考慮などを含めて決定したという。今後もユーザーの意見を元に、追加していく考えだ。宮川氏は、「ETF需要も理解している。順次対応していく」と、特にインデックスETFについて追加に前向きだ。

サービス開始時の取扱銘柄

 取引のタイミングは1日1回とし、注文後、米国市場が開いたタイミングで発注を行い約定する流れだ。

 取引においては、敢えて米ドル口座を設けず、円口座から買い付け、売却時も円口座に入金される。為替手数料は片道24銭だ。同様に、手数料ゼロ円で、円口座からの売買となるDMM.com証券は為替手数料が片道25銭。STREAMは業界最安値水準をうたう。

ドル口座は設けず、都度円からの売買となる。ただし配当も為替手数料24銭で入金となる。

 「円からドルへ転換するコストもコントロールしたいという顧客もいると思う。STREAMの場合、初心者も多いので、いつドルに替えるのがいいか考えるよりも、都度為替転換する形にした」(宮川氏)

 また米国株からの配当も円で入金となるが、この時の為替も手数料は24銭で計算する。配当について為替手数料1円を取るDMM.com証券に対するアドバンテージだ。

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