オンライン面接を受けたことがあるか尋ねたところ、46%が「ある」と回答した。また、対面での面接とどちらが良かったかという問いには、「対面で実施される通常面接」が31%、「オンライン面接」が34%、「どちらでも良い」が35%と意見が分かれた。
年代別では、20代の40%が「オンライン面接」と回答したのに対し、40代以上は30%と、「対面の面接」(35%)よりも少なくなった。オンライン面接は年代が若いほど好む傾向にあることが分かった。
「オンライン面接」で良かったことのトップは「交通費がかからない」(76%)だった。次いで「スケジュールが調整しやすい」(64%)、「コロナ感染のリスクがない」(49%)と続いた。
回答者からは、「退職後に転職活動を始めたので収入がなく、オンライン面接で交通費がかからないのは助かった」(29歳女性)や、「企業を訪問する時間がかからない分、日程調整をしやすかった」(28歳男性)、「コロナ対策でマスクをして面接を受けるよりも、オンラインでマスクなしの面接の方が表情が伝わりやすくメリットもあると感じた」(32歳男性)という意見が挙がった。
一方で、「対面の面接」と比べて難しかったことについて、トップは「企業の反応や温度感がわかりづらい」(45%)だった。次いで「スムーズな通信環境の準備」(37%)、「企業の社風や社員の人柄がわかりづらい」(36%)と続いた。
回答者からは、「言葉のキャッチボールがオフラインより上手くいかなかった」(27歳女性)、「固定回線で実施したが、時折通信が不安定になり、大事な場面でフリーズした。相手側の通信環境にも関係するが、やはり気になる」(32歳男性)、「実際に会社に行くわけではないので、働いている人の様子が見られず、会社の雰囲気が分からない」(28歳女性)という声があった。
調査は、2021年11月25日〜12月22日にエン転職を利用する7206人を対象に、インターネットにて実施した。
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