総菜のコーナーの隣には、無印良品のレトルトカレーなどをあたためてごはんと一緒に提供する「50種のごちそうレトルトバー」がある。お客が注文すると、スタッフがカレーなどをあたため、器に盛りつける。
ビジネスパーソンがランチで食べたり、地域住民が自宅に持ち帰ったりというシーンを想定している。良品計画の幹部は「レトルトは手抜きという考えを払拭(ふっしょく)したい。普段の食事に取り入れてもらいたいという提案だ」と説明する。無印良品のレトルト食品を食べたことがないお客に対し、気軽に試してもらいたいという狙いもある。
店内では、リンゴやニンジンといった旬の野菜・果物も目立つ場所に陳列している。製法にこだわった牛乳やチーズなどもあり、“普段使い”を意識している。なお、店舗の入り口付近には、焼きいもがあった。店内で焼きいもを販売しているのは他に「無印良品 京都山科」(京都市)だけだという。
購入した商品をあたためる電子レンジやイートインコーナーもある。世界旗艦店である「無印良品 銀座」(東京都中央区)にもイートインコーナーはあるが、お客の利用が多かったため、MUJIcom 東池袋では席数を増やした。
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