新卒採用サイトを運営する学情は、4月に入社を控える新社会人を対象に実施した「入社後のテレワーク」に関する調査結果を発表した。
「テレワークの制度があったら利用したいか」と尋ねると、「利用したい」(44.9%)が最も多く、「どちらかといえば利用したい」(31.7%)、「どちらともいえない」(17.1%)、「どちらかといえば利用したくない」(3.9%)、「利用したくない」(2.4%)と続いた。
テレワークの利用に前向きな新社会人からは「ある程度自分で仕事を進められるようになったら、テレワークも実施したい」「通勤時間がなければ、その分疲れにくくなり、集中して仕事に取り組めると思う」「通勤にかかる時間を、自己研さんやリフレッシュに充てることができれば、より生産性高く仕事ができると思う」といった声が寄せられた。一方、「入社してすぐにテレワークは難しいと思う」「まずは出社して仕事や会社の雰囲気に慣れたい」「直接質問したり、先輩の仕事ぶりを見ながら学んだりできる環境のほうが、早く仕事を覚えることができると思う」という指摘もあった。
入社後、どのくらいの頻度でテレワークを実施したいか聞くと、「週に1〜2回」(36.9%)が最多だった。2番目に多かった回答は「入社後仕事に慣れてから実施したい」(22.0%)だった。
「入社後すぐにテレワークを実施することに不安はあるか」との質問には、65.4%が「不安がある」と回答した。
具体的な不安で最も多かったのが、「仕事の進め方の習得」(84.0%)で、「先輩や上司などの社内の人間関係」(76.9%)、「仕事で必要なスキルの習得」(74.6%)と続いた。
今回の調査は、新卒採用サイト「あさがくナビ2022」の会員を対象にインターネット上で実施した。調査期間は2021年11月29日〜12月3日で、有効回答数は410人。
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