6割超が、屋外の大型ビジョンに広告を出す会社は「信頼できる」 なぜ？

[コネムラメグミ，ITmedia]

　デジタルサイネージ事業を運営するICA（静岡県富士市）は、20〜60代の男女を対象に「屋外ビジョンの印象」に関する調査を実施した。屋外の大型ビジョンで広告を出している企業は信頼できると感じるか聞いたところ、「感じる」と答えた人は66.1％だった。

　理由については「高い広告料を払える体力がある。支持されて利益を出している」（40代男性）や「大勢の人に向けてメッセージを送るという勇気があるから」（20代女性）といった意見が寄せられた。

屋外の大型ビジョンで広告を出している企業は信頼できると感じますか？（出所：リリース、以下同）

屋外大型ビジョン広告にどんなイメージを持っている？

　屋外大型ビジョン広告についてどんなイメージを持っているか聞いた。最も多かったのは「流行（はや）りの商品、サービスに関する広告が流れているイメージ」（51.0％）、次いで「今、勢いがある企業が放映しているイメージ」（39.0％）、「ピンポイントというより一般、大多数の人に向けて訴求しているイメージ」（21.9％）だった。

屋外大型ビジョン広告についてどんなイメージを持ちますか？

　ICAは「屋外大型ビジョン広告は、従来の看板広告よりもお金が掛かっていそうと感じることから『流行りの商品やサービス』『今勢いのある企業』といったイメージにつながるのかもしれない」とコメントした。

屋外大型ビジョン広告で流れている広告を別のシーンで思い出すのはいつ？

　屋外ビジョンで流れている広告を別のシーンで思い出すのはどのようなときか尋ねた。1位は「他媒体を見ていた時に屋外ビジョンで流れていたお店だとピンときたとき」（36.7％）、2位は「SNSで話題になっていたとき」（27.7％）、3位は「思わず友人との会話で話題にしていたとき」（25.4％）だった。

屋外ビジョンで流れている広告を、別のシーンで思い出すのはどのようなシーンですか？

屋外大型ビジョン広告がきっかけの行動は？

　屋外大型ビジョンを見たことがきっかけでどのような行動をしたことがあるか尋ねた。「気になってネット、SNSなどで検索をした」（21.4％）、「会話の話題にした」（17.2％）、「他の媒体で同様の内容を見たときに注目した」（11.5％）という結果となった。

屋外大型ビジョンを見たことがきっかけで、どのような行動をしたことがありますか？

　今回の調査は、20〜60代の屋外広告を見る機会のある男女を対象に、インターネットで実施した。期間は2021年11月19〜20日、有効回答数は1014人。