現状は、先着1500台の出荷準備が開始されたところだ。マクアケの支援者への発送は4月末まで続き、その後は一般発売される予定だ。
「目下の課題は、クラウドファンディングの数字を伸ばすより、一人ひとりの支援者に品質の高いリターンをお届けすることです。想定以上の反響でしたが、生産工程には問題がなく、予定通りに発送できる見込みです」(担当者)
また、新規性があり用途が広い製品であることを踏まえて、安全に正しく使用してもらうための情報発信にも注力する姿勢を見せた。
「例えば、宝石などの高価なものや精密機器、ペットは避けていただくようアナウンスしています。安心感を持って正しく使ってもらえるよう、積極的に情報提供をしていきます」(担当者)
現在、大手家電量販店などから多くの取り引きオファーがあるものの、クラウドファンディング終了後、一気に販売ルートを広げる予定はないとのこと。自社ECサイトを中心に、まずは限られた数社で価格をそろえて販売し、様子を見ながら販路拡大を検討するそうだ。一気に売り上げを伸ばすより、自社が持つメッセージを届けていきたいと広報担当者は言う。
「代表の結城は、ザ・ウォッシャー・プロを通してユーザーの生活の質を変えたいという思いが強く、そういったメッセージを広めていきたいなと。余った時間を家族や大切な人と過ごしたり、手荒れや腰の負担を減らしたり、製品の使用を通して生活が豊かになる人が増えればと願っています」(担当者)
写真提供:ブランド・デザイン・プラス
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