20年12月初旬に、マクアケでザ・ウォッシャー・プロの支援を募ると、短期間で大きな反響を呼んだ。22年2月1現在、総支援額は2億7000万円を超えている。この反響については、「正直驚いている」とのこと。
「当初は、まったく新しい概念の製品が受け入れられるのかという不安がありました。最先端の製品が多く発売される中国でさえ、超音波食洗機が人気を得るまでに一定期間を要したからです。新しさをおもしろいと感じてくれるユーザーとつながりたくて、マクアケでのクラウドファンディングを選んだところ、期待以上の反応が得られています」(担当者)
ブランド社は、過去に2度マクアケでクラウドファンディングを成功させており、新規性のある製品が好まれるという手応えがあったそうだ。
「過去のプロジェクトを通じて、マクアケ社との良いつながりも感じていましたし、ビジネス的な視点でも、クラウドファンディングが成功すれば、その後の販売ルートも開きやすい。効果的なマーケットリサーチにもなりました」(担当者)
支援者層はかなり幅広く、ライフスタイルも一人暮らし、夫婦二人暮らし、子どもがいる世帯、高齢者世帯とさまざまだそう。キャンプなどのアウトドアを好む人も一定数いる。
「プロジェクトを開始してから、50社以上のメディアに取り上げられたり、テレビの情報番組で紹介されたり、SNSで拡散されたり、あらゆる方面で情報が広がっている印象です。驚きつつも、食器洗いの課題を持つ人がまさに待ち望んでいたような製品なのだろうと感じました」(担当者)
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